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2005年09月08日

いとしのCOCOⅣ

エピソ-ド4: ココ

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拾った子犬を一旦は拾得物として警察に引き渡したものの、里親さんが見つかり、警察から引き取り、動物NGの借家住まいの私は、子犬と共に実家にひとまず非難。

実家では、子犬を連れて行くと事前に連絡をしておいたので、居間全面にシ-トを敷いておいてくれました。子犬はそこにのせた瞬間に、大量のオシッコ…ガマンしてたのかな。。。安心したのかな。。。あはは。。。
用をすませた子犬は家中を走る走る!といっても小さいので、監督範囲内ですが、その様はまるでオモチャで、犬嫌いの父親もその愛くるしさには目がさがってました。
私もこの時間が唯一この子犬と何の蟠りもなく遊べた時間でした。

そして里親さんから連絡があり、子犬を里親さんの元へ。
子犬が眠ってた様子をみて、母親が「眠ってるからもうちょいそのままにしてあげたら?」と…
やはり情がうつっちゃいますよね。私もこれ以上一緒にいたら、辛くなるだけなのはわかっていたので、そこはキッパリ!と。。。

子犬と1時間ほど最後のドライブをし、里親さんとはご自宅近くの駅にて待ち合わせをし、おち合いました。
気に入ってもらえるか心配だったのですが、見た瞬間に「かわいい~」と言ってくださって。そして「相変わらずお人よしだね~笑」とお褒めの言葉を(?)ちょうだいいたしました。
この性格は直らん~。
駅でも、通行人にこの子は人気で、若いカップルからは「抱かせてください」とか。特に酔っ払いのおじさんが犬好きのようで、この子を肴に長々ウンチクを。で、「お~足が白いから名前は、ホワイトソックスがいいぞ~」と。なんか馬みたいな名前ですよね。

そして、子犬に別れを告げ、こうして長い2日間が終わりました。

子犬は、住む事になるご実家の方でも気に入ってもらえたようで、「ここにおいで」とかの“ココ”という言葉に強く反応を示すので、『ココ』という名前をつけてもらったようです。

ビ-グルの入った女の子だそうです。
それからはそのイントラさんから時折、ココの様子を写真と一緒にメ-ルで送っていただいてます。
私もそれに対応すべく、動画が受け取れる携帯電話に変えました。
会えないけれど、今でもその成長ぶりを見届けられています。

時折私の夢の中に登場するココは、まだ、あのネズミのような小さな体のままなのですが、大きくなっても、白い足はそのままなんですね。