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2006年03月10日

おじさんの原宿紀行(その3)

この日は、日中はとても暖かく、穏やかな陽気でしたが、日が暮れるとさすがに寒く…
寒い中歩いていて、唇がヒリヒリしてまいりました。
(ちなみに一週間ほど経った今でもパックリひび割れしとります)

渋谷のにぎやかな街に入ると、東急ハンズさんが見えて…
「見に行ってみたい!」と妹が。
デパートの中を歩くのが苦手な私でしたが、「んじゃ、行ってみるべ!」
という事で、中に入るととても暖かく。体が冷え切っていたのがわかりました。

ここ渋谷の東急ハンズさんは、やはり二十歳前後の時にキャンプ道具などを見によく来たもんです。
あと、友人の結婚式の二次会の小道具なんかもよくここで調達したりもしてました。
けど、来るのは十数年ぶりかな。。。

それにしても、1階から1つ1つの店をシラミ潰しの如く妹は各店を丁寧に見学。
私は、2階で竹下通りの時のようにまたまた力尽きそうな感覚になってきました。
ま、時間を潰すのが目的なので、全然構わないのですが。。。
ただ、頂上(7階)の『カフェレストラン ボルツ』さんを目指し、難所を登山をしてるような感覚が。。。。

およそ1時間30分ほどで、登頂。
ようやっと椅子にありつけました。
『カフェレストラン ボルツ』さんでは、温かいコーヒーと『インドネシア風ピラフ』を注文。
ピラフの味をお伝えしようかと思ったのですが、唇がヒリヒリしてて、香辛料(鷹の爪かな?)が痛く。。。
という事で、食べたのですが味わえませんでした。。。(とりあえず写真を入れておきます)

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そんなこんなで時間を潰し、再度代々木体育館へ姪達を迎えに戻る事としました。

会場の体育館の前へ行くと、やはりお迎えの父兄さんらしき方々が多くいらしてて…
案外、会場の外でも中のバンプオブチキンさんの演奏がハッキリ聴こえてくるもんで。
中には、コレを聴きにいらしてる方々の姿も多くありました。
千葉ロッテの応援のようにピョンピョン跳びはねてる方々もいらしゃいましたし、一人うつむき、ジッと聴き入ってらっしゃる方もいらっしゃいました。
で、私も縁石に腰掛け、温かい缶コーヒーにタバコで一服しながら鑑賞。
(寒くなければ案外ここが特等席かも♪)
アンコールは、4曲ほど行われたようです(いずれも聴いた事がない曲でしたが)
その曲が始まる度に会場内外で歓声があがります。
姪達は「コンサート」や「ライブ」というモノを体験するのが今回が初めて。
この歓声に上手く溶け込めているのだろか。
本人達も入場する直前まで不安がっておりましたが。

そして、大歓声が静まりかえり、体育館から一斉に人が流れ出てきました。
やはり観客は、二十歳前後の年齢層ですね。
姪達も「腕と足が筋肉痛~!最高~!私に向かって手を振ってくれたぁ~!」とニッコ♪ニッコ♪しながら出てまいりました。

きっと、夢のような時間だったのでしょうね。
父が他界してから、妹や姪から本心で笑ってる笑顔というのが、見れなくて。。。。
おじさんは、この笑顔が見たかったのさ!
少しは、じぃ~さん(親父)の代わりができただろうか。。。。

《そんなおじさんの原宿での一日でした》