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2005年09月02日

●いとしのCOCOⅡ

エピソ-ド2:子犬の行方

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出勤途中に拾った子犬を最寄の駐在に届け、犬の捜索願いが出てないか訪ねると、応えは「No!」加えて「ここでは犬は引き受けられない。千葉南署に持って行ってくれ」と言われた私と子犬は、また二人でドライブ。。。
子犬はなんの危機感も感じない様に助手席でスヤスヤと眠ってました。やはりトイレになると起きて私にうったえますが。
南署に着いたのはもう完璧に深夜…当直職員しかいなく、閑散としてました。女性職員が「何か御用で?」と冷たい感じで…
が!犬の姿を見せた途端「きゃわいい~~~~♪♪」と普通の女性に戻ってました…

冷静な男性職員と話をしてたところ、「拾得物として扱い、明日保健所に引き渡す」という事になり、書類を作成しサインしました。
その際も女性職員は「きゃぁきゃぁ」はしゃいでましたが。
「この子はどうなるんですか?」と男性職員に聞いたところ「保健所で里親をみつけてもらうが、みつからない場合は処分になるでしょう。この犬はかわいいのでうまくすれば里親が見つかるかもしれませんが」というお話でした。保健所に引き渡す時間は、「翌日の午後2時」とも言われました。
その言葉を受け止め、南署に犬をあずけて私は帰宅しました。

その夜、私は一晩中眠れませんでした。
「保健所にいったらあの子はど~なる?」
「里親が見つかる可能性って?」
「なんの罪もない、あんなかわいい子をなんの努力もしないで私は殺すのか?」
「だったら拾わなかった方があの子は幸せだった?」
「どの道短い運命だった?」
「私と出会ったのは何故?」
「私に安心しきってたあの危機感のない寝顔を裏切る?」
「ちゃんと夕飯食ったかなぁ」
「アイツ暑いの苦手そうだったなぁ」

色々考えました…

空が白み始めた頃、私はあの子を救うべく午後二時まで最善の努力をする事を心に誓いました。


おっと、また長い文になってしましましたね。続きは後日に。

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