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2005年11月19日

●佐渡島2

新潟駅からフェリ-乗り場までは、タクシ-で15分ほどだったでしょうか。
タクシ-の運転手さんには「佐渡汽船まで」と言えば連れて行ってくれるようです。

潮の臭いがしてきて、新潟港に着きました。
今回乗ったフェリ-は、『おけさ丸』(12419t 旅客定員1520名 全長134.70m)と、よく乗る東京湾フェリ-の『かなや丸』(3580t 旅客定員580名 全長79.0m)と比べても数段に大きい船で、船に弱い私も船酔いには安心というか、特に気にせずにいました。

ちなみに、80km/hで突っ走るジェットホイル(全席指定禁煙)では、新潟~両津間は約1時間。
30km/hほどのおけさ丸では2時間20分ほどかかります。



2等船室の切符を購入(¥2060)し、連絡通路を渡り、おけさ丸へ。
船内に入ると、映画タイタニックに出てきたような豪華なエントランスホ-ルか広がってました。
2等船室へ向かう途中、ゲ-ムセンタ-やレストラン、KIOSKのような売店などもあり、高速道路のPAやSAにあるものがそっくり中に入ってるような感じでした。
1191.jpg

等船室は、何部屋にか分かれていましたが、いずれも大広間のようになっており、いわゆる雑魚寝のような状態の部屋。TVが設置してありましたが、「NHKのみの放映」だそうです。
船内放送でも言ってましたが、この日の2等船室は、混雑してて、足の踏み場がないというか、横になる場所が僅かしかありませんでした。
私と母は、とにかく場所を確保し、毛布を借り(¥100)横になりました。その他のメンバ-は、イベントホ-ルやデッキへと行きました。
背中に感じるエンジンの振動が大きくなり、出港。
11912.jpg
間もなくし、私は飽きて起き上がり、催し物を行うようなステ-ジのある「イベントホ-ル」にて一服。
そしてこのあたりから、悲劇が始まりました。

okesa-ivent1.jpg
船酔いです。ゆ、ゆれる~。出港後15分で苦しみ始めました。恐るべし日本海。
甥もやられ、トイレに入りっぱなしの状態。
妹に甥の様子を「見てきてくれ」と頼まれ、男子トイレに行くと、苦しんでる甥の姿が…
その姿を見た私は、つられて、更にヒ-トアップ。。。。しかし、甥の前では威厳を保たなければなりません。。。
とりあえず甥に酔い止め薬とお茶と「がんばれ」と激励の言葉を残し、ヨロヨロ船室に戻りました。
到着予定時刻まで、あと1時間45分ほど…「も、あるのかぁ~~~!」
「今日は穏やかなので快適ですよ」と言って見送ってくださった父の仕事関係の方と父親を恨みつつ、どの態勢でいるのが、一番楽なのか、私は模索しておりました。
どうやら、船室で仰向けになり、少し頭を高くして寝ているのが一番楽でいられるようです。

という事で、甥に寝場所を譲り、私はデッキに出て、風にあたる事としましたが、何をしてもやはり直立の状態でいるのが、一番シンドイ!「き、き、きもちわるぅぅ~~!」みたいな。。。

2等船室にヨロヨロ戻り、あらたなる寝場所を求めました。ここからは、野性の王国状態です。二人の世界にいる若いカップルの横にあった僅かな隙間を見つけ、「わりぃ~ね」と心の中で謝罪しつつ、そこへ倒れこむように強引に横になり寝場所を確保しました。

そんなこんなしつつ、父が待つ佐渡島へ。
オヤジは船酔い大丈夫だったんだろか。。。

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