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2005年11月11日

●少し落ち着きましたが

10月の終わりに人生最大の師を失いました。

出張先の新潟の佐渡島でその生涯を閉じました。現役のまま。
来春くらいから第二の人生を楽しもうという兆しがあったのですが。
報告を受け、即、迎えに行きましたが、私は初めて行った佐渡島の景色も、臭いも、食べ物も、人の温かさも何も感じないまま一緒に帰ってまいりました。

少し時間が経ちましたが、出張が多く、あまり家にいない人だったセイもあって、いまだに「悪い夢をみてる」や「これは何かの間違いだ」や「そのうち帰ってくるような…」と、信じることができず、「孝行したい時に親はなし」という言葉が鋭く胸に突き刺さったまま、無念だけが残っています。

今、忙しくバタバタとしてますが、これが落ち着くと受け止めなくてはいけないんでしょうね。
忙しいけれど、すっとこのまま忙しくいたい気持ちもあります。が、私が一番シッカリしてないとなりません。

最近になって「正月の韓国旅行にはみんなで行こう」という話にもなってたのですが。
時間も距離もいま一歩足りませんでした。

整理をしていたら、孫(姪)からの「じいちゃん、一緒に韓国に行きたい」とカタカタの文字で書かれた年賀状が出てきて。。。どうやら姪と約束をしていたようです。

写真は、私の高校の頃、学生の頃、前職場、現職場の友人達と私。みんな仲がよいんですよ。
父とも一緒に食事をしたり、飲んだりと、中には父の仕事を手伝ったりと。
遠方の人もいますが、訃報を聞いて駆けつけてくれました。彼らの支えのおかげもあって、私は大きく崩れず、くじけずに式をつとめることができました。
そして父と最後の集合写真です。

しかし、みんな、オヤジになりました(笑)
こういう事が起こりうる年齢なんですね。


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