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2006年04月17日

●SRR

6月にSRR(富里スイカロードレース)という10キロマラソン大会があります。
実際には10.6キロほどの距離があるようですが、とにかく夏場の梅雨時期のマラソン大会なので、ムシ暑く、救急車も走りっぱなしの大会です。
毎年6月の最終日曜に行われるこの大会。
私は大会役員に知人がいる事もあって、今回で10回目の参加となります。(年々記録が落ちてますが)
今のところ幸い、私も同行の面々も救急車のお世話になったという事はありません。

富里(千葉)といえばスイカ!
選手も応援にいらした方もこの大会会場ではスイカが食べ放題です。
甘いですよ。私は走る事云々よりこれが魅力で参加してるというところが大きいのですが(笑)

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マラソンというと…
私以前は、青梅マラソン(30キロ)やサンスポマラソン(ハーフ)などに「前回自分に今回の自分は勝とう!」という感じでよく参加してましたが、最近、マラソンにはそんなに記録がどうのこうのという感じに取り組んではなく、テキト~になってきてまして。
出るマラソン大会は、年1回唯一このSRRのみの参加となっています。(走るという体型でもなくなってますし)
ちなみにフルマラソン(42.195km)の経験はなく、「最初のフルは、ホノルルマラソンで!」と思いつつ、現在に至っております。。。

私の最初のマラソン大会参加は…
シンドイ想いをしたので、今もよく覚えているのですが、11年前に毎年1月に行われる千葉の『サンスポ千葉マリンマラソン』というハーフマラソンでした。
その頃、よく一人で自宅近くの遊歩道をプラプラ走ったりはしていたのですが、私が通うスポーツクラブに「走ろう会」という走るのが好きな方々のサークルがあり、そんな私の姿を見たそのサークルの方々からのお誘いで。
何事も初めてだと不安もあり、練習も意地になってやってしまいます。
1度、ビリになった夢まで見てしまいましたし(笑)
ライバルも設定し、「出る!」と決めてからロクに減量やトレーニングもせず、いきなり10kmを毎日走り始め、3ヵ月後には膝を痛めました。大会1ヶ月前の事でした。
仕事などには支障はなかったのですが、少し速めに歩く事や階段を上がることができなくなり、MRI検査などもしていただきましたが、よくわからず。。。
少し休んで痛みがとれたら、不安なのでまた走り始めたりの繰り返しで、症状もよくならず。
けど、ど~しても出たく、大会当日は、医者に痛み止めをうってもらっての参加となりました。

途中は順調でしたが、折り返しの手前で、痛みが再発し始め、12キロ付近で、足を地面に着く事も出来なくなりました。。。
リタイヤは、絶対したくなく…けれど、残り半分ほどの距離もあり。
これまで、追い抜いてきた人達が次々と抜き返していきます。
くやしさがこみあげてきて、いい歳して涙が出てきました。
足をひきずりながら走ってると、沿道の方々からは「やめた方がいい」や「こりゃもうムリだ」なんて声も聞こえましたが騙しだまし進んでいき。。。
「残り5km」の表示が見えた瞬間に「もう足はどうなってもいい」と息を止めた感じでダッシュをかけ、1時間45分でゴール。。。(目標は1時間30分でした)
しかし、その後サークルの方々に担がれて帰宅。

と、そんなマラソンデビューでした。
こういう辛さは、いくらお話しても他人には伝わらなく、自分にしかわからない事なのですが。
有森裕子さんの「自分で自分を褒めたい」という言葉がよくわかります。
ま、今の自分だったら、間違いなくアッサリ辞退してますが(笑)

その後、幾度か大会に出ましたが、決まって12km地点で膝に(強弱はあるのものの)痛みが出るのです。
それからは10kmの大会のみに出るようになり、今ではイベントチックにこのSRRの参加だけとしてしまっています。

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