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2008年07月29日

●YouTubeの著作権って

よくこの場にYouTubeさんの動画を用いて、様々なアーティストの私が好きな楽曲、気になる音楽をご紹介させていただいています。
先日ご紹介させていただいた松田聖子さんの「マイアミ午前5時」は削除されているようです。
どうしたんでしょうね。
そういえば、「YouTube動画の著作権ってど~なってるんだろう…?」と前々から疑問に思っていました。
けれど、もし、違法性があるのなら、このように簡単に自分のサイトに載せることはできないだろう(=なので問題無し)と勝手に解釈し、調べもしていなかったのですが。


YouTubeといいますと、最近ではプロのアーティスト以外にも、ある素人男性のギター弾き語り演奏をよく聴きます。
様々なアーティストの楽曲を80曲以上もYoutubeサイトにアップされているその男性は、見た目私と同年代か少し上くらいでしょうかね。
「演奏や歌が上手い!下手!」は、私にはよくわかりませんが、人柄が出ているといいますか、味があり、「ギターと歌が好きなんだなぁ~」という印象が強く、聴いていると、ホノボノとした感じにもなり、「お気に入り」に登録して、よく拝聴(拝見)させていただいております。
私が気になる楽曲を探していると、必ずその方の演奏にたどり着く…音楽の趣味も近いのかもしれませんね。応援しております。
コメントも多く書き込まれていますので、その方のファンも多いようです。(やはり、おやじばかりのようですが)


このように自分の好きな歌を演奏し、アップし、公開し、色々な人に聞いてもらう。
こういうのって、以前でしたら本当に歌手や芸能人にならない限り無理でしたよね。
今ではYouTubeさんでそういう事もできるご時世なんですね。
歌手の方や有名人の方々は、ご自身がこの世に存在した証というのが映像等に残され語り継がれますが、素人にはそういう記録が残せなったですもんね。
あるフィリピン人の男性がYouTubeにバンド演奏の動画をアップしたところ…それが目に止まりジャーニーのボーカルになったなんて話も聞きます。
この場から伝説が生まれたりもするかもしれませんよね。素晴らしいことだと思いますよ。
(もちろん、シャイな私はそのような度胸はないのですが)

しかし、著作権ってど~なっているんだろうか。。。という疑問もありました。

YouTubeという動画配信サイトは、Googleさんが運営されているそうですが…
今年の3月27日にそのGoogleさんと株式会社ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)さんがYouTubeの日本における音楽著作権の包括利用許諾契約を締結したそうです。この締結により、利用者がJRC管理楽曲を演奏した映像や、打ち込みなどで自作した管理楽曲音源を自作ビデオに使う事などが可能となったようです。
ですが、この契約においては、楽曲の音楽著作権のみが対象となるため、プロモーションビデオ(PV)や、CDなどのオリジナル音源を直接利用する場合には従来通りの許諾が必要となるということです。

実際にアカウントを取得してみましたが、まだ、詳しく調べてはいないのですが、要は、JRCさんの管理楽曲をこの男性のようにご自身で演奏される分には問題なし!という事なんですかね。
であれば、少し安心した気分でまたその方の演奏を聴くことができますが。